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『ナルニア国物語』(''The Chronicles of Narnia'')は、C・S・ルイスの小説『ナルニア国ものがたり』を原作とし、ウォルデン・メディアが製作したアメリカ合衆国のファンタジー映画のシリーズである。原作七部作全ての映画化が計画されており、2011年現在までに、『ライオンと魔女』(2005年)、『カスピアン王子の角笛』(2008年)、『アスラン王と魔法の島』(2010年、原作題『朝びらき丸 東の海へ』)が公開されている〔Box Office Mojo 〕。 シリーズ、喋るライオンで、ナルニア国の王でもあるアスランによってナルニアの世界に導かれた子供たちの冒険を中心に描いている。主人公となる子供たちははペベンジー兄弟で、敵となるのは白い魔女である。映画は小説のストーリーとキリスト教のテーマに忠実であるが、一部にギリシア神話やアイルランドの童話の要素も含まれる。 第1作目と第2作目はアンドリュー・アダムソンが監督、マーク・ジョンソンが製作し、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが配給した。第3作目はシリーズ初となるデジタル3Dとなり、マイケル・アプテッドが監督し、20世紀フォックスが配給した〔Disney opts out of 3rd 'Narnia' film 〕。 シリーズは古典小説の映画化であるため世界で最も大きい映画フランチャイズの1つであると考えられていた。しかし、第1作目が歴代38位の興行収入を記録するものの、2作目は配給のディズニーの期待値を下回ったために、3作目以降は20世紀フォックスが務めることとなった。シリーズ全体の興行収入は15億ドル以上に達し、歴代15位となっている。 == 製作背景 == 生前、C・S・ルイスは映画化によってキャラクターや空想的な要素を忠実に再現できるかに懐疑的で、『ナルニア国ものがたり』シリーズの映画化権を売らなかった〔A general dislike of cinema can be seen in ''Collected Letters'', Vol. 2, a letter to his brother Warren on March 3, 1940, p. 361; see also ''All My Road Before Me'', June 1, 1926, p. 405〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナルニア国物語 (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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